故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を発端として、ジャニーズ事務所の長男格となった木村拓哉への「逆風」が吹き荒れている。
木村が主演を務め、来年4月に放送予定の人気ドラマシリーズ「教場」(フジテレビ系)最新作の撮影が延期になっていると一部で報道。
ジャニーズ事務所の性加害問題に関する対応を巡り、スポンサー企業が同作を敬遠し、こうした状況から出演予定だったキャストも降板を申し出ているのだという。
さらに9月26日配信の「FRIDAYデジタル」では、木村をイメージキャラクターとして起用しているマクドナルドや日産など大手スポンサーが「ジャニーズ問題が解決するまで木村が出演するCMの放映を取りやめる」「CMの撤退も検討している」とテレビ局に通達したと報じているのだ。
木村について芸能関係者が語る。
「9月7日のジャニーズ会見直後、自身のインスタグラムに「show must go on!(最後までやり抜く!)」とジャニー喜多川氏の口癖を投稿し、事務所への忠誠をアピールしたキムタクですが、スポンサーの撤退により、もはやそんな余裕は残っていない。芸能活動最大のピンチに直面しているのは間違いないでしょう」
加えて「業界内では『キムタクまでもが“不吉なジンクス”の餌食になった』と言われている」と明かす。
そのジンクスとは―。
「木村は元弁護士の探偵役で、人気ゲームシリーズ『龍が如く』のスピンオフ作品である『ジャッジアイズ』に出演。ハードなアクションでゲームファンからも支持を広げているのですが、『龍が如く』関連作品に出演した芸能人にはことごとく災いが起こるというジンクスが存在するんです」(前出・芸能関係者)
実際、大物芸能人が次々と「呪い」のエジキになっているとか。
「まず、宮迫博之が闇営業問題で地上波を追われ、ピエール瀧は薬物逮捕。船越英一郎も松居一代とのドロ沼不倫騒動に見舞われた。さらに、木下ほうかは性加害事件で事務所を解雇され、川越達也シェフも経営するレストランが次々と閉店してしまいました。木村の窮状も『龍が如くの呪い』ではないか? というわけなんですよ」(前出・芸能関係者)
木村は「呪い」を跳ね除けられるか。
(塚原真弓)