10月16日深夜に放送された「午前0時の森」(日本テレビ系)で「光が当たらないスゴい数字を持つ人の森」を特集。冒頭、関ジャニ∞・村上信五の口から飛び出した発言が注目を集めている。
番組の冒頭、進行役の小髙茉緒アナから自身にまつわる「スゴい数字」を問われた村上は「ふと思い出したんですけど、若かりし頃の大阪時代…」と切り出し、腕時計をチラリ。
「関ジャニはまだ言っていいよね?」と放送当日に「SMILE-UP.(スマイルアップ)」へと社名変更したジャニーズ事務所のネタをぶち込んだ。
これに劇団ひとりが「もうアウトです」と反応。番組は日付が変わった0時からスタートしていたため、村上は「もう12時回ったからアカンのか!」「訂正させていただきます。我々の所属しているグループの……」と慌てた身振りで頭を下げたのだ。
ここで村上が披露した「スゴい数字」のエピソードが、当時、関西地区で「1カ月58公演」を行った思い出。まさしく凄まじい数字だが「誰にもなんにも言われないままスルーされてたのを思い出しましてね」「その公演に来てくれた人は覚えているでしょうから」とあらためて振り返った。
村上について「この話をジャニーズが消滅した“5分後”にするあたり、いかにも彼らしい男気を感じました」と称賛するのは長年ジャニーズアイドルを取材する芸能ライターだ。続けてこう解説する。
「村上が語った『1カ月58公演』は、ちょうど『関ジャニ∞』の名前を与えられる直前の時代。何気なく話していましたが、当時ジャニーさんの名前を冠したグループ名を付けられて本当に嬉しかったと以前から彼は述べている。ジャニーズが消滅した直後に、あえて当時のことを語ったのは、ジャニーさんと『関ジャニ∞』を応援してくれたファンへの強い感謝の気持ちがあったのでしょうね」
グループ名が変わっても、村上の思いは変わらない。
(塚原真弓)