大の巨人ファンで知られるフリーアナ・徳光和夫がまたも“失言”で世間を騒がせた。10月14日に生出演した冠ラジオ番組「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(ニッポン放送)の中で、今季のクライマックスシリーズ(以下、CS)への関心の無さを漏らしまくったのだ。
ご機嫌斜めな理由は明白。9月29日に愛する巨人の2年連続セ・リーグ4位が確定し、CSへの出場を逃したからだ。これについて30日の同番組内で「野球ファンが、巨人が弱いと離れかねないという…そういったことがあるかもしれません」と持論を展開すると、10月7日放送回でもボヤきは続き、「(CS中は)喪に服しているわけです。毎日のように仏壇に向かって合掌しています」「恐らくクライマックスシリーズを見ることもないと思います」などとジョークを交え話していた。
そして、14日の番組でも、広島とDeNAが対決する「2023 JERA クライマックスシリーズ セ」の第一ステージについて取り上げたが、徳光は「そんなに関心が高いわけじゃないんですけど」とポツリ。それでもCSという独特の緊張感を漂わせる大一番が、選手に与える影響やモチベーションの変化について分析していた。
「巨人がCSの切符を逃して以降、『徳光和夫とくモリ』では、その不満節を全面展開するやリスナーからは『CSを本気で戦ってる他球団や、そのファンに失礼すぎる』といった声がネット上に殺到。徳光の思いの丈を語る冠番組ではあるものの、度が過ぎる巨人への偏愛を公共の電波で流さないでほしいとの指摘があったほか、『巨人ファン代表の意見みたいに思われるのが嫌』『僻みの発言でしかない』『いい歳したコメンテーターが反感買うようなコメントする必要があるのかね?』などの指摘が上がっています。こうした徳光のスタンスは半ば“お約束”ではありますが、実際に巨人がスランプに陥っていたことで、その不満が加速してしまっているのも要因かもしれません」(テレビ誌ライター)
読売ジャイアンツが長く球界に多大なる貢献を果たしてきたことは紛れもない事実。しかし、他球団が勢力を拡大させることで、業界全体の人気拡大に繋がる面もあり、徳光にはそのあたりにも冷静に目を向けてほしいところだ。
(木村慎吾)