年末恒例の大型音楽番組「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)に5年連続でMCを務めることが10月27日に開催された同局の定例会見で発表された相葉雅紀。相葉の続投は9月に開催された同局の定例会見で、故・ジャニー喜多川氏による性加害問題の被害者への対応が着実に実施されていることを確認しながら、適切に判断しながら番組作りをしていく姿勢を明らかにし、旧ジャニーズ事務所との新規契約はストップさせないと明言していたことから、このキャスティングに納得の声が出る一方で、ネット上には「これぞ忖度では」とする声が相次いでいる。
フジテレビの元敏腕プロデューサーである重岡由美子氏が、2018年に旧ジャニーズ事務所に現役出向。2022年3月にはフジテレビを希望退職。同年4月から、旧ジャニーズ事務所専任となり同社の取締役に就任したことや、9月5日付で旧ジャニーズ事務所社長を引責辞任した藤島ジュリー景子氏が、かつて上智大学卒業後にフジテレビに入社し、社長室勤務をしていたことを考えれば、フジテレビと旧ジャニーズ事務所との太いパイプは切っても切れないのだろう。
「ネット上では“そもそも論”として、相葉のMCが拙いと指摘する声が数多くあがっています。『いい人なのはわかるけどMCに向いているとは思えない』『一生懸命なのは伝わってくるけれど、場を仕切る能力はどうかと思う』『なぜ局アナがMCじゃダメなの? 軽部真一アナでいいのに』といった声があがっています」(女性誌記者)
今年は同番組にどれだけのジャニタレが出演するだろうか。