今秋から放送が始まるNHK連続テレビ小説「あさが来た」。幕末から明治期を舞台として女性実業家の人生を描いた同作では、波瑠が主演を務め、その夫の役を玉木宏が演じることが発表されている。
時代背景により、登場する多くの男性俳優はまげを結った姿で登場し、放送開始から数週間は「髷物(まげもの)」になるという同作だが、撮影現場はカツラを着用した玉木の周辺で「ある異変」が起こっているという。
「現場では『玉木さんのちょんまげ姿を見るとドキッとする』と、みんな言ってますよ」
こう語るのは、NHKのスタッフである。
「以前から彼には『髪が薄い』という噂があり、頭の中心部を剃ったまげ姿を見ると、どうしてもそのことを連想してしまうんですよね。実際、撮影現場では玉木さん自身がまげのカツラを指さして『地毛じゃないからね!』といったジョークを飛ばすなど、和気あいあいとした感じで話題になっています」
作中では明るく朗らかな道楽者を演じる玉木。みずから「髪の薄さ」をネタにするぐらい、現場の空気も朗らかなようである。
(白川健一)