2015年に始まった特別番組「誰も知らない明石家さんま」(日本テレビ系)の第9弾が11月26日に放送された。
同番組は、さんま本人のインタビューやさんまと関わってきた人たちのエピソードなどで構成されている。また、20年の第6弾からは、さんまに画商の才があるとのことで、日本に埋もれている画家の発掘を「さんま画商プロジェクト」として始動。ジュエリーデザイナーから50歳で画家になった青山哲士氏や絵画教室を開いていた髙嶋シオン氏らを見出し大きな話題となった。
また、伝説の人気番組「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)でビートたけしに出会い、40年に及ぶ2人の友情物語をドラマ化。さんまを岩田剛典、たけしを香取慎吾が演じた。
ドラマでは、メーク室でさんまがギャラの低さを嘆いていたのを聞いたたけしが、直接プロデューサーに掛け合い、約倍額に増やしたこと、「ひょうきん族」終了から30年後のさんまの誕生会に、サプライズで参加したことなどが描かれた。
「視聴者からは『香取さん演技うまい。(たけしの)猫背とか間の取り方、特徴を捉えてた』『後ろ姿の演技にグッときました』『だんだん、たけしがいるみたいに見えてきた』など好評でした。一方、さんまを演じた岩田は、標準語だったので、少々戸惑った視聴者もいたようですね」(テレビ誌ライター)
ちなみに、レギュラーで同時間帯に放送されている「ザ!鉄腕!DASH!!」と「世界の果てまでイッテQ!」を楽しみにしていた視聴者からは「日曜日の楽しみを奪うな!」との怒りの声も上がっていたとか。