二宮和也、中谷美紀、大沢たかおトリプル主演のドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(フジテレビ系)が12月18日、最終回を迎え、世帯平均視聴率は5.3%だった。
銃殺事件の容疑をかけられた記憶喪失の逃走犯・勝呂寺誠司(二宮)、報道番組のキャスター・倉内桔梗(中谷)、三代続く老舗レストランのシェフ・立葵時生(大沢)、3人それぞれのクリスマスイブの1日を1クールかけて描いたこの物語。主演のほか、江口洋介、佐藤浩市、中川大志、中村アン、遠藤憲一、小手伸也、加藤諒、梶原善、桜井ユキら豪華キャストが出演していることでも話題を呼んでいたのだが、結果は芳しくなかったようだ。
視聴者の感想としては「前代未聞の愚作」「初回はダメだけどだんだんよくなるかと思ったら最後まで最悪でした」「酷すぎて泣けてきました」「ここまでくだらなくて面白くないドラマよく放送したね」「キャスト超豪華、音楽GOOD、映像とってもキレイ。なのに脚本だけが最悪」など、散々なコメントが相次いだ。
「ドラマ開始早々から酷評されていた“レストラン編”ですが、ラストでレストランの存在が必要だったというオチでした。多くの視聴者にとっては、これは想定内だったようで、何の『ひねり』も、『ドキドキ』も『ワクワク』もない展開にガッカリしたようです。唯一、意外だったのは、謎の男・真礼(佐藤)が、レストランの先代オーナーだったことくらいでしょうか。よかった点は、その真礼がずっと探していた愛犬が最後の最後に見つかったこと、という内容のコメントは多かったですね。やはり、1日の出来事を1クールで描いたのが一番の敗因ではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
多くの視聴者が指摘するように「2時間ドラマならいいのに」が正論だったのかもしれない。