小池栄子主演ドラマ「コタツがない家」(日本テレビ系)が12月20日に最終回を迎え、世帯平均視聴率は6.8%をマークした。
人気ウエディングプランナーとして会社を経営する深堀万里江(小池)は、夫の悠作(吉岡秀隆)、息子の順基(作間龍斗)、父・山神達男(小林薫)らポンコツトリオを養っている。ところがこの3人、互いの弱点を言い合うばかりで、家族団らんとは程遠い毎日を送っていた。
クリスマスプレゼントとして、万里江から客間を自分の部屋にしていいと言われた達男は、なんと自宅用サウナを購入して設置してしまう。これに大反対する万里江だったのだが…。
視聴者の感想としては「今期いちばん面白かった」「そうきたか! という納得の結末」「ダメ男3人の嫌味の掛け合いが最高。配役も猫に至るまでドンピシャだった。終わって寂しい。最高に面白いドラマだった」「小池さん、頼れる女が合う! お父さんとお母さんはヨリを戻すのかと思いきや、そうならないエンドが現代的だと思った」など、大団円の展開に大満足したようだ。
「万里江や悠作、達男のまわりの人たちの家にはあるのに、深堀家にだけなかったコタツ。ラストには深堀家にもコタツが設置されるのかと思いきや、まさかのサウナ。これには視聴者もいい意味でだまされました。そしてこのサウナが大団円につながるとは。このラストは秀逸でした」(テレビ誌ライター)
早くも続編を望む声が多数のこのドラマ。ハラハラもドキドキも胸キュンもないが、家族全員で楽しめた良作だったようだ。