お笑いコンビ・相席スタートの山崎ケイが、爆笑問題の太田光と田中裕二の距離の近さが伝わるエピソードを明かしている。
爆笑問題の大ファンだという山崎は、12月19日に出演した火曜パートナーを務めるニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」で、田中がふと口にした一言が忘れられないと振り返った。
爆笑問題は昨年5月に同番組に同ラジオ番組にゲストで登場。出番が終わり、ブースから退室していく太田だったが、持ち込んでいた水筒を席に置いたままに。これに気付いた相方の田中がすぐに「光、これ忘れてる」と声をかけており、山崎はこの光景にたまらなく興奮したという。
「普段は“太田さん”って言ってるのに、“光(ひかり)”って言った!」と当時のやり取りを鮮明に振り返る山崎。「太田さんの顔、ファンなんで。可愛いです」と、田中ではなく、顔が好みの太田にときめいたようだ。
「中学、高校と友人がゼロだったと公言している太田にとって、田中は大学時代にできた“ほぼ初めて”の親友なんでしょうね。40年間をともに過ごし、良くも悪くも、お互いを知り尽くしている間柄で、その絆は夫婦以上とイジられることもあります。また、キャリア35年目を迎えるベテランコンビでありながら、漫才は常に新作を作り上げ、その稽古場は新人時代から今に至るまで、太田の自宅と決まっているそうです。お笑い界でも珍しい距離の近さで、山崎が目撃した貴重な“ヒカリ呼び”には『何だかんだ言って仲良いね』との声や、漫才披露の際は必ず同じスーツを着用する点にも、『おそろいのスーツの時点で仲良し』とする指摘がありました」(テレビ誌ライター)
太田はかつて、落語家の故・立川談志さんから「このチビ切るなよ。太田、田中だけは絶対切るな」とこっぴどく言いつけられていたという。
やりたい放題の太田を支えてきた、良き理解者の田中。水筒の置き忘れにもいち早く気付くほど、普段から太田の一挙手一投足を優しく見守っているのかも。
(木村慎吾)