12月27日発売の「週刊文春」による、性加害告発報道に見舞われた形のダウンタウンの松本人志。所属事務所の吉本興業は公式サイトで〈当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです。〉と声明を発表。今後は法的措置を検討していくといい、松本も報道については12月27日現在では、沈黙を守っているが、過去にも女性を巡る「度を越した遊び」を告白したことがあった…。
「文春側は、ネットニュースの『文春オンライン』にて、週刊誌発売前日の12月26日から、松本やスピードワゴン・小沢一敬、構成作家らが集まる飲み会に8年前の2015年の冬、参加した女性が性加害にあったと詳細に報道。記事によると、女性はスマートフォンを回収されたうえで飲み会に参加させられ、松本と寝室で2人きりになると、無理やりキスをされたり、服を脱がされて性的な行為を強要されたと話しているんです。女性の告発について直撃を受けた松本は「分かんないっすね」としながらも最終的には強く否定していました。ただ、女性への“性加害”について過去にそれを認めているような発言をしていたこともあるんです」(テレビ誌ライター)
最も有名なところでは、約30年前に発売され、ベストセラーとなった自著「遺書」にある一節。「自分の娘が色んな男に」としたうえで、かわるがわる性的行為をされても「仕方がない」としたうえで、「自分もやってきたことだから」との記載だ。当時は独身だった松本も2009年5月に結婚し、現在は中学生の娘がいる。
「結婚を発表する直前の09年3月21日放送のラジオ番組『放送室』(JFN)でも、松本は自身の若手時代について『そらもう女遊びでも、度を越すような事やってましたよ』『オレら、もうしゃべられへんような事、いっぱいありますからね。今の若手は“これしゃべったらシャレにならん”みたいな事すらあんまりないと思うんですよね』と、過激な女性遊びを告白。具体的内容には触れませんでしたが、他の放送回では、“いつ女性の彼氏が自宅に襲撃しにきてもおかしくないと思っていた”“夜にインターホンが鳴ったら、あ、ついに来たかって”といった内容を語ったこともあり、どこまで視聴者の興味を惹くための盛った話かは疑問の余地は残りますが、告白通りなら、女性にとって屈辱的な遊び方をしていたことを仄めかしていたことになります。こうした一連の発信はファンの間ではよく知られたものであり、今回の性加害疑惑について、一部からは『松本人志の件、全く驚かない。女性蔑視してる感じが漏れ出てるもん』『こんな遊びしてるんだろうなって想像つくわ』『独身時代は松本軍団でやりたい放題やってたからね』などの声が見られました」(前出・テレビ誌ライター)
それにしてもダウンタウンといえば、相方・浜田雅功に不倫報道が出た際は、あらゆる情報番組やワイドショーが“一斉スルー”を決め込む中、松本だけがバラエティで騒動をイジり倒し、「さすが松ちゃん!」と好評を得ていた。今回もテレビでいかなるリアクションを見せるのかにますます注目が集まりそうだ。
(木村慎吾)