桐谷健太がCMソングで紅白に出場! 11月18日付けの日刊スポーツが、俳優・桐谷健太が配信シングル「海の声」の大ヒットによりNHK紅白歌合戦に内定したと報じているもの。この「海の声」は100万ダウンロードを達成し、今年上半期にカラオケで最も歌われた曲でもあることから、順当な選出ということもできそうだ。
そんな桐谷の初出演報道に、なぜかHey!Say!JUMP(ヘイジャン)のファンが色めきだっているという。そもそもヘイジャンは大晦日に東京ドームでのライブを予定しており、紅白歌合戦には無縁のはず。そんなファン心理を芸能ライターはこう読み解く。
「ヘイジャンが未だに紅白未経験なのはファンにとって大きな不満の一つ。年末の東京ドームライブに関しても、ファンからは『これで今年も紅白はナシか』という声が聞こえていました。それが桐谷の出演決定により、ドームからの中継、もしくはライブ終了後にNHKホールに駆けつけて、紅白に初出演するのではという期待が高まっているのです」
桐谷の出演とヘイジャンがどう関係あるのか。その理由には放送中のドラマ「カインとアベル」(フジテレビ系)にて、桐谷とヘイジャン・山田涼介が兄弟役でダブル主演していることがあげられる。俳優が本職の桐谷は紅白に出演しても知り合いが少なく、ひとり浮いてしまう可能性も少なくない。そこで山田が駆けつけ、「兄さん!」と呼びかける演出に期待が高まっているのである。
「本来なら民放のドラマにNHKが乗っかることはありませんが、今年に限っては話が別。それはSMAP出場を巡る駆け引きです。現在のところ、SMAPは『SMAP×SMAP』(フジテレビ)の最終回を花道にするという観測が強いのですが、何が何でもSMAPを引っ張り出したいNHKとしては、様々な妥協をする覚悟があるはず。それがジャニーズ出場枠の増加であり、フジテレビとの取引であっても不思議はありません。紅白のなかで『カインとアベル』の1シーンを再現しても、放送が終了したドラマだから宣伝にはならないという言い訳もできそうです」(テレビ誌のライター)
ともあれヘイジャンのファンとしては、初の紅白出演に繋がりそうな情報であれば、可能性が小さくても気になってしまうのはしょうがないことかもしれない。
(金田麻有)