会食に招かれたときや大切な人とスイーツを食べるときには、知っておきたいことがあります。それは、スイーツを食べる際のマナーです。
まずは、ショートケーキの食べ方から。ショートケーキなどにはフィルムが巻き付けられていることが多いですが、フィルムを取るときには手で取らずにフォークを使います。フォークを上からフィルムに差し込み、巻き付けて取ります。そして、三角形の尖った先のほうから食べていくのが基本です。食べ終えたら底に敷かれている紙を扇形に折り、フォークを差し入れておきます。
他に、ミルフィーユは生地が縦に重なっているのを横に倒してから、ナイフなどで切るのが一般的なマナーです。シュークリームはナイフで切って食べるべきか迷うこともありますが、マナーコンサルタルトの西出ひろ子さんの著書「ビジネスでもプライベートでも 知っておきたいマナーの基本」(マイナビ出版刊)によれば、手で食べてOKなんだそうですよ。
ところで、“ヌン活”に欠かせないアフタヌーンティーセットって、3段になっていることが多いですよね。下からサンドイッチ、スコーン、ケーキなどのスイーツの順に盛り付けられていますが、同書によると、食べる順番はサンドイッチ、スコーン、スイーツの順なんだとか。サンドイッチは手で食べるのが正式ですが、状況に応じてフォークとナイフを使って食べてもいいそうです。スコーンは温かいうちに、手で食べるのが正式です。
次に和菓子の食べ方マナーです。一般的にいわれているのは、和菓子は太い爪楊枝である「黒文字」で一口ずつに切って食べるのだとか。団子は串から抜き、黒文字や抜いた串に刺して1つずつ食べるそうですよ。
難しそうに感じるのがせんべいです。大きいまま手に取ってバリバリ食べるのではなく、袋に入ったままのせんべいを一度砕いて小さくしてから袋を開け、小さいかけらを口に運ぶとよいそうです。これなら清楚にみえますね。
いかがでしたか? これらのマナーを覚えておき、上品に食べられるようにしたいですね。