11月30日放送の「モシモノふたり」(フジテレビ系)は、タレントの熊切あさ美が俳優の中村昌也と仮想の同居生活を送るという内容で、熊切の態度が物議を醸している。
熊切はデートの行き先について「あなたが行きたいところが私の行きたい場所」と意見を主張せず、中村が連れていったゲームショップでは無邪気にはしゃぎ、朝食や弁当も完璧に作るなど“理想の女”そのもの。視聴者からは「熊切と結婚したい!」「ほんとタイプだわ」「綺麗だし料理もできるし欠点ドコ?」といった熊切を絶賛する声が寄せられた。ただし、「プロ彼女っぽくて嫌い」「計算づくすぎて引くわ」「魔性の女って感じ」といったネガティブな意見もなかったわけではない。
ある女性恋愛カウンセラーは、熊切の行動について次のように分析する。
「控えめさアピールや料理、胸元の開いた服、甘い声や上目遣いなどは、狙いを定めた男性に対し、たいていの女性がやっていることです。ですがこれを毎日続けるとなると相当疲れます。相手に合わせるだけの古風さも“自分のない女性”と捉えられるときがきっとくる。そうなると重さだけが残って相手も引いてしまうんです。片岡愛之助はそんな彼女が重くなり、離れていったのかもしれません。それから、いきなりセリーヌの数十万円するバッグがドーンと映りましたが、これには見栄も感じました。人からどう見られたいかということが熊切さんにとっては大切で、“理想の自分”に見られるためには努力を惜しまない人という印象を持ちました」
たとえ演技だとしても、スタッフや共演者からの好感度は抜群の熊切。消えそうで消えないどころか、その需要はまだまだ続きそうだ。
(笠原和美)