今回は、順調な交際が報じられた後、遠距離恋愛となってしまった元タレントで現在はインスタグラムとYouTubeを中心に活動を行う木下優樹菜さんとプロサッカー選手の三幸秀稔さんの相性を占ってみたいと思います。韓国リーグのチームに所属する三幸さんですが、日本と韓国という国境をまたいだ恋愛は、今後どのように展開していくのか気になるところでしょう。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。今回も、2人のホロスコープと重ね合わせて分析。では、さっそく相性を占っていきましょう。
2人のホロスコープを見たとき、「あれっ?」と思った私。というのも、愛情を表す星・金星同士が角度を形成していないのです。その代わり、情熱や衝動、行動力などを表す星・火星がいくつも角度を作っています。例えば、木下さんの太陽に対し、三幸さんの火星が120度という調和の角度。一方、三幸さんの水星に対し、木下さんの火星も120度。太陽はその人の性格や人生、生き方などを表す最も重要な星です。西洋占星術において、一個人のほぼ6割が太陽によって決められると言っても過言ではないでしょう。また、水星は知性やコミュニケーション、言語などを表す星。ここからわかるのは、2人を結び付けている重要なファクターが火星の持つエネルギーだということです。
もっと詳しく見ていきましょう。木下さんの性格や生き方に刺激された三幸さんは、どうしようもなく惹かれていったはずです。これが木下さんの太陽×三幸さんの火星が相関した結果だといえるでしょう。次に三幸さんの水星×木下さんの火星の相関を見ると、三幸さんの考え方や会話のセンス、かけてくれる言葉などが、木下さんの情熱をかき立てたのではないかと思えるのです。
ただし、2人の火星同士の角度を見てみると、180度という対立角度。つまり2人の火星は真逆の位置に配置されているのです。180度という角度は、相手を強烈に意識すると同時に「理解できない」「だからこそ刺激的」と思わせるもの。そのため、相手に対して自分にない部分を見つけるたび、ある時は激しい憧れを抱き、ある時はコンプレックスを覚えるのです。木下さんと三幸さんの場合も、このパターンかもしれません。
このように、火星同士の相関が結び付けた2人ですが、刺激があるからこそ成り立っている関係とも言えます。逆に言うと、平凡で穏やかな関係ならば、その時点でお互いに興味を失ってしまう恐れがあるということ。そう考えると、遠距離恋愛という「ハンデ」があるからこそ2人はかえって燃えるのではないでしょうか。見方を変えると、ハンデがなくなり三幸さんといつでも会える状況になった時こそが、2人の愛の正念場といえるかもしれません。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。