風呂上がりのバスタオルや1階暮らしなので外干しをしたくない下着とか、日中の家にいるときならベランダや庭などで乾かせても、時間帯や干すものによっては自分の部屋で乾かしたいものって結構あったりしますよね。
乾燥機でパーっとできればいいのですが、それこそ平日の夜に帰ってきて、ご飯食べてお風呂入ってからの遅い時間に乾燥機&乾燥機能って、マンション・アパート暮らしだとまず不可能。上下左右からのクレームが怖い……ということで、「ニトリ」で購入したのが「ドア掛け用部屋干しハンガー」699円です。
アームの部分を開くとL字型になり、先端のコの字型フックの部分をドアやクローゼットの上部に引っ掛ければ、穴4個と先端のフック部分の合計5カ所でハンガーが、クリップハンガー(洗濯バサミがいっぱいついたアレね)なら約20cm以内の幅のものを引っ掛けて干すことができます。
ちなみに、設置できる条件が、ドアやクローゼットの厚み4.4cm以内、ドアの上部の空きは3mm以上。なので、マンションやアパートなどの玄関ドアでは開けておかないと使えないため、夜に使うのは実質無理。そして耐荷重は3kgとなっているので、布団カバーやシーツなどの大物をまとめてこれに干すのも避けた方がよさそうです。もちろん、室内が引き戸やふすまなどの場合も使えません。
実際に使ってみて分かったのは、同じような長さ、同じような幅の洗濯物を干すと、後ろになるものが乾きにくいということ。エアコンの風が当たる場所に設置するかサーキュレーターを回すなどして、洗濯物に風を当てて空気の流れを作ったほうが乾きはよくなります。
扉に引っ掛ける金具フックの幅が4.4cmより薄い場合は安定感が悪いので、間に何か挟んで固定できるクッション素材が必要です。さらに、金具フックからL字型で横に伸びる部分までの長さが約24cmあるので、かける高さは洗濯物の長さ+25〜30cmぐらいはみておいた方がよさそう。ローチェストの場合、干せるのが靴下とか下着ぐらいになっちゃいます。
個人的には、明日までになんとか乾かしたいものとか、花粉がついてほしくないものとかを乾かすのにかなり便利です。洗濯した枕カバーをこの時期外に干したら、付着した花粉で深夜に突然目が覚めて鼻水と涙でドロドロになるけれど、室内干しでそれを回避。もちろん、繊細な素材で手洗い必須のものも、お風呂で洗ってこれにかけて干してます。
これが1つあるだけで室内干しの悩み、かなり解決しますよ!
(ロドリゴいしざわ)