4月11日、高島屋日本橋店から1000万相当の金の茶碗を盗んだとして、無職・堀江大容疑者が逮捕された。
報道によると、容疑者は2年ほど前から仕事をしておらず、借金もあったようで、盗まれた茶碗はすぐに買取店に転売されていたという。
そんな容疑者が、何とYouTubeチャンネルを運営していたというから驚きだ。YouTubeに詳しいライターがこう話す。
「2019年4月に立ち上げられたチャンネル名は本名そのまま、『大堀江』。チャンネルの説明を入力する概要欄には、『イケメンがイケメンを生かして、「あれ」「これ」をやるチャンネルです!モデルみたいなもんだね よろしくお願いします!28歳です。笑』と書かれており、自称イケメンYouTuberとして活動していたようです。しかし、投稿されているのは通常のYouTuberのようにオモシロ企画を撮影したものなどはなく、容疑者本人が街中で無言で自撮りをした動画で、それには『かわゆい堀江』『やっぱりイケメン』などというふざけたタイトルがつけられていました。何らかの事件で逮捕された容疑者のSNSが発掘され、ネット上に晒されるケースは多いですが、今回のように自信に満ち溢れた投稿をしていた例はなかなか珍しいですね」
事件を面白がった視聴者が閲覧したためか、現在チャンネル登録者数は400人を超え、動画には「どこがイケメンなの?」「動画最後まで見たけど、イケメンが出てこなかった」「金の茶碗を返して下さい」などと、視聴者からコメントが殺到。最新の動画の視聴回数は3万回を超えるプチバズ状態となっている。
堀江容疑者が事件を起こしてしまったことを深く反省し、YouTuberとして再出発する日は来るのだろうか。
(佐藤ちひろ)