お笑いタレント・有吉弘行が5月4日放送の「有吉くんの正直さんぽ」(フジテレビ系)で、錦鯉・渡辺隆の実家暮らしをイジり、一部から反発の声が上がっている。
46歳の渡辺は2021年にM-1グランプリで優勝する前から、実家で父親と2人暮らしを続けており、この日のお散歩ロケにも「親父にここまで(車で)乗せてきてもらった」と説明。74歳になる渡辺の父は元長距離ドライバーで「運転したくて、指を切った手袋みたいなのを買っちゃって。俺が運転しろって話なんですけどね」と、自らすすんで運転手を務めてくれるのだという。
これに有吉は「どうみても社長(に見える)だろ。運転手がいて、手袋して、このオジサンが出てきて。ゾッとするよな」と後輩のVIP待遇にツッコミ。続けて「家に40超えた自分の子供が、“まだコイツいるの?”って」と実家暮らしをイジると、渡辺は「ドキュメンタリーの話ですよね」と答えている。
「渡辺はM-1優勝で大ブレイクし、22年10月放送のバラエティ番組では『最高月収1000万円』と告白するなど、とてつもない稼ぎっぷりが話題となりました。コンビ揃って売れっ子となり、相方・長谷川雅紀は6畳一間の狭いアパートから、中目黒にある家賃26万円の高級マンションに引っ越すと、渡辺も続くかと思われましたが、母親が先に他界しているため、父親を独りにさせないよう実家に住み続けているようです。一方、そうした生活環境からか、なかなか結婚相手が見つからず、趣味はもっぱら高級クラブ通いと艶系ビデオのコレクションとのこと。過去には大人のビデオに400万円を費やし、『最高で2000〜3000本は持ってました』とも明かしたことがあります。渡辺からすると、独身貴族を謳歌しつつ、父親を孤独にさせたくないとの思いから、実家から離れづらいのかもしれません」(芸能記者)
そうした背景からか、有吉のイジリにネットでは「親1人にするの心配だから2人で暮らしてるって人もいるでしょう」「ちゃんと稼いで、2人で仲良く暮らしてるんだし、有吉も余計なこと言わなくていい。本当に余計なお世話」「親と暮らしてる人に失礼」「各家庭にはそれぞれの事情があるだろ」などと、高齢の親と同居する独身者や子供部屋おじさんと呼ばれる人たちを慮る声が上がっている。
「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)の名物企画「ラブマゲドン」でカップル成立したフリーアナウンサー・大島由香里との関係発展が注目される渡辺だが、今回は父親思いの一面がうかがえるやり取りだったといえそうだ。
(木村慎吾)