8月28日、日本テレビは10月期番組改編発表会を行い、毎週金曜午後7時から放送中のバラエティ番組「笑神様は突然に…」の終了を発表した。2年半続いたこの番組の平均視聴率は10%ほど。決して悪い数字ではないが「爆発的にはならなかった」ことが理由だそうだ。
「鉄道好き芸人『鉄道ビッグ4』や『チーム動物好き』など、子どもたちにも安心して見せられる企画が多く、満足度の高い番組でした。特番の形で今後も使えますよ」(民放関係者)
さらに8月31日、テレビ東京が10月期の番組改編を発表。毎週火曜午後7時から放送中の旅番組「そうだ旅に行こう」が終了することとなった。
双方とも司会を務めるのはウッチャンナンチャンの内村光良。現在、週に8本のレギュラーを抱えており、そのうち2番組が終わるとなると「凋落の兆しか」と疑いたくなるのだが、テレビ業界にそんな空気は微塵もないらしい。
「凋落も何も、ポッと出の芸人じゃありませんからね。ほかの番組でも見せている誰も傷つけない安定感は、今後もどこの局でも欲しい存在です。10月からの新番組に名を連ねてもおかしくありません。番組が減っても、逆に“コント職人”として『LIFE~人生に捧げるコント~』(NHK)にもっと力を入れられるのではないでしょうか。9月11日にはネット配信から始まった番組『内村さま~ず』が映画化されますし、より芸人として密度の濃い内村が見られると思いますよ」(芸能ライター)
数少ないコント番組の1つを牽引する内村。その手腕は、まだまだ引く手あまたのようだ。