今回は、お笑いコンビ・FUJIWARAの「フジモン」こと藤本敏史さんと、「ゆうちゃみ」の愛称で知られるタレントの古川優奈さんの2人について占ってみたいと思います。この2人、話題に上ることは多いものの、実際にはお互いどう思っているのかが知りたいところ。2人の相性を読み解けば、本心がわかるかもしれません。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。では、さっそく2人のホロスコープを重ね合わせ、相性を占っていきましょう。
ホロスコープ相関図を見たとき、「これは恋人同士になる相性じゃないかも…」と感じました。確かに、初対面での印象はお互いに良かったはずです。なぜなら、藤本さんの水星に対して古川さんの太陽、月が120度を形成しているから。水星は知性や言語、コミュニケーション能力などを表す星です。そして太陽は性格や人生、生き方などを、月は感情や好み、心理状態などを表す星。それらが120度という「2つの星のエネルギーを調和させ、星同士の良さを引き出し合う」角度を作っているのですから、良い印象を抱くのは当然でしょう。具体的には、藤本さんの言葉のセンス、トーク術に、古川さんがすっかりハマってしまったのだといえるのです。話すたびに「あ、この人面白い」「頭がいい」と感心することしきりだったのではないでしょうか。
また、藤本さんの月に対して古川さんの火星もまた120度です。火星は情熱や行動力、刺激などを表す星なので、藤本さんのセンスに触れたとき、古川さんは熱いものがこみ上げてくるのを感じたかもしれません。まさに、古川さんにとって「刺激的な人」が藤本さんだったはずです。さらに、藤本さんの太陽と古川さんの火星が作る角度は0度。0度というのは2つの星のエネルギーが融合し、強め合う角度です。そのため、藤本さんのキャラクターは古川さんに「本能を揺さぶられるほど」の刺激を与えたと考えられるでしょう。
このように、2人は間違いなく惹かれ合う相性です。ところが、恋愛という視点で見ると、すんなりとはいかない様子。その理由は、愛情を表す金星同士が90度という「摩擦と葛藤」の角度を取っているからです。恋愛相性の場合、金星同志の角度は最も重要。それが摩擦や葛藤の角度を意味する90度なので、2人の間に恋愛感情が湧きにくいはずです。関係が深まる前に、「ちょっとこの人は違うぞ」と違和感を抱きやすく、時には反発心を抱いたりイラ立ったりすることも。そんな2人ですから、友達止まりになりやすく、真剣交際にまで至らない可能性が高いでしょう。たとえ交際をスタートしたとしても、途中でお互いに我慢できなくなるかもしれません。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に『ABOAB型人間の頭の中』(青志社)、『どうしてあの人に勝てないの? ~ひとつ前の星座でわかる、あなたが<勝てない人>』Kindle版、最新刊『”ダメな恋”から抜け出せないあなたへ 恋の呪いを解く新法則: どうしてあの人に惹かれるの?~8番目の星座でわかる、あなたが<弱い人> 12星座力学の秘密 』Kindle版(いずれも西瓜社)など多数。