「料理をするのが面倒で……」という人はいませんか? それが毎日のこととなると、やっぱりモチベーションって続きにくいですよね。そんな人にオススメなのが、いつもと違う食材を取り入れてみること。中でも、“市販のお菓子”を使ってみると意外なメリットがあるようです。
なんといっても子どもが喜びますし、そうなると料理をすることが楽しくなります。子どもと一緒に料理をするのもいいですね。そこで今回は、市販のお菓子を使った美味しいご飯系メニューを紹介していきましょう。
■カンロ飴を使った「鶏そぼろ三食丼」
和食の魅力を世に伝える料理人の笠原将弘さんがプロデュースする人気日本料理店『賛否両論』が、カンロ飴とコラボして和食メニューのレシピを公開しています。
カンロ飴といえば、2025年に70周年を迎える定番商品です。実はこれ、砂糖・水飴・醤油・食塩というシンプルな原材料なので、料理に使うと調味料になるのだとか。しかも、味に深みとコクを出す調味料代わりになるだけでなく、水飴の効果などで照りが出やすくなることもあるそうですよ。
公開されたレシピのうち、鶏そぼろの甘じょっぱい味と甘く味付けした卵がよく合い、よりご飯が進む「鶏そぼろ三色丼」を紹介します。
【鶏そぼろ三色丼】
〈材料(2人分)〉
鶏ひき肉250g/卵3個/いんげん6本/かつお削り節3g/きざみのり適量/ご飯丼2杯分
(A)水130ml/カンロ飴8個/醤油大さじ3/酒大さじ2
(B)水100ml/塩カンロ飴7個/薄口醤油小さじ1
(C)水大さじ3/酒大さじ1/醤油小さじ2/カンロ飴1個
※使用する食材のアレルギー情報をご確認ください
〈作り方〉
1.BとCをそれぞれ深めの耐熱容器に入れて容器の端を空け、ふんわりとラップをする
2.鍋にひき肉とAを入れ、箸でほぐして中火にかける。かき混ぜながら火を入れ、ぽろぽろにほぐれて火が入ったら火を止めて冷まし、鶏そぼろを作る
3.ボールに卵を割り入れ、電子レンジ(500W)で6分加熱。よくかき混ぜて溶かしたBを加えて混ぜ合わせる。鍋に入れて中火にかけ、かき混ぜながらぽろぽろの炒り卵を作る。飴が溶け切らない場合は、追加で30秒ずつ加熱して様子を見る
4.いんげんはへたを切って小口切りにする。フライパンに胡麻油を入れて中火でいんげんを炒め、しんなりしたら電子レンジ(500W)で4分加熱。よくかき混ぜ、溶かしたCを加えて炒め合わせる。仕上げにかつお節をまぶす。飴が溶け切らない場合は、追加で30秒ずつ加熱して様子を見る
5.丼にご飯を入れてきざみのりをちらし、その上に鶏そぼろ、炒り卵、いんげんを彩りよく盛り付ければ出来上がり
レシピは他にもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。カンロ飴をきっかけに、親子の会話やコミュニケーションが取れる機会をおうちで作ってみるのもよさそうです。
■柿の種を使ったご飯アレンジ
続いては、亀田製菓のロングセラー菓子「亀田の柿の種」を使ったアレンジメニューです。今年で58年目を迎える亀田の柿の種といえば、ピリ辛の柿の種とピーナッツの相性が抜群で、安心できる王道の美味しさですよね。実は、意外とご飯と合うのだとか。
亀田製菓の公式サイトでは、梅しそ味をごはんに混ぜて握るだけの「柿の種梅しそおにぎり」や、柿の種を卵かけご飯にONする「柿の種たまごかけごはん」、上級者向けの「柿の種唐揚げ」などが紹介されているので、ぜひ作ってみてくださいね。
市販のお菓子を使ったこれらのメニューは、ご飯が進まないときにもオススメです。ぜひ試してみてくださいね。