現代と高度成長期の日本が交錯する異色の設定のこのドラマ。11月10日放送の第3話では、主演の神木隆之介と杉咲花のロマンチックな場面が注目されたが、初回は、かつて炭鉱で働く人たちとその家族で活気に満ちていた頃の端島(軍艦島)が見事に映像化されていた点に圧倒された視聴者が続出した。一方で、土屋太鳳の“外見変化”に驚く声が一斉に上がったのだ。(10月21日配信)
神木隆之介が主演を務める日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)が10月20日にスタートし、初回の世帯平均視聴率は11.0%を記録した。
今作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県の端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。神木は、端島で生きる主人公・鉄平と、現代の東京で生きるホスト・玲央の2役を演じている。
何といっても見どころは、現在は無人島で廃墟として有名な端島・通称「軍艦島」を海底炭鉱の島として栄えていた昔の姿によみがえらせた映像にあるだろう。日本初の鉄筋コンクリート造りの高層集合住宅が建てられ、60年代には東京以上の人口密度があった。島には、学校、病院、映画館などの娯楽施設も充実していた。
その頃を再現した映像は、「圧倒的映像美」「映画みたいな豪華さ」「セットがリアルで凄すぎる」「さすが日曜劇場」など、視聴者を感嘆させるほどの出来栄えだった。
「映像美はもちろんですが、この日、話題をさらったのは、鉄平の幼馴染・百合子を演じている土屋太鳳でした。彼女が登場すると、視聴者からは『輪郭違うし痩せ過ぎなのかしばらく誰か分かんなかった…』『ガリガリやん? 大丈夫なの?』『ホッソリしたねぇ、やっぱり出産って大変なんだね』など、面差しが変わって見えるほどの激やせぶりに、心配の声があがりました。土屋は、2023年8月29日に第一子を出産しましたが、今年24年には、主演も含めて映画4作、ドラマ2作に出演しています。産後すぐに6作も出演していることに“働き過ぎでは?”と、心配しているようです」(テレビ誌ライター)
斎藤工、杉咲花、池田エライザ、中嶋朋子、さだまさし、國村隼、沢村一樹、宮本信子などキャストが豪華なのも楽しみな作品だ。