タレントのホラン千秋による、あからさまな庶民派アピールにドン引きの反応が寄せられている。12月3日、彼女がキャスターを務める報道番組「Nスタ」(TBS系)での一幕だった。
番組では、出費が重なる年末年始の懐事情について取り上げ、冬のボーナスの使い道で最も多かったのが貯金と投資という結果を紹介。同局の井上貴博アナもボーナスを投資に使うつもりだと語ると、ホランは「いいんじゃないですか、余剰でやってるんですから。私たちはボーナスとかはないので…」と言い、続けて衝撃の“事実”を明かしたのだ。
「毎月のいくら稼いでるみたいな、給与明細あるじゃないですか。それを印刷してみたら本当に7万円という月があって…あははは」
驚きのリアクションを見せる井上アナに対し、ホランは「振り込みってズレ込んだりするんですよ。ちょうど分散しちゃって。7万円という月があったので、頑張ろうと思ったところだったんです」と説明。
井上アナはなおも「どれだけ分散されても7万円ってさ…」と納得できない様子だったが、ホランは「ちょっとズレ込んじゃったんじゃない? まとまったお金を稼げるように頑張ります」と述べるのだった。
「井上アナは釈然としなかったようで、その後も別コーナー中に『さっきの話ですけど、今月の給料が7万円ってことは、来月は1億円入るってこと?』と尋ね、ホランから『やめてください』とあしらわれています。ただし、月~木で出演している『Nスタ』だけでなく、複数のバラエティ番組でMCを務めており、どこをどう区切っても『7万円』という月が出るとは思えません。たとえば『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)での1回分のナレーションとしてなら考えられますが、いずれにせよ“露骨な庶民派アピール”と受け取った視聴者が少なくなかったようです」(テレビ誌ライター)
2022年12月には「推定年収4億円」と報じられたこともあり、物価高に喘ぐ庶民としては、あまり笑えないトークになってしまった。
(木村慎吾)