木村拓哉主演ドラマ「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)の第3話の平均視聴率は13.9%と、2話までの14%台からついに落ちてしまった。
木村にとっては、初の医師役ということで注目されていたのだが、視聴者からは「研究熱心な“職人外科医”なのに、あんなに日焼けしているのは違和感がある」といった意見のほか、「職人外科医という役を演じるのに肌が黒いのは、俳優としてのプロ意識に欠ける」「日焼けしすぎて肌の老化が早い」といった声も寄せられていた。
だが、木村にとってこのような“視聴者の声”は馬耳東風のようだ。芸能ジャーナリストが言う。
「木村に対しては、2015年4月に放送された『アイムホーム』(テレビ朝日系)で家路久を演じた時にも『3カ月も意識不明状態だったのに肌が黒すぎる』と指摘されました。それに対して木村は、かつて自身がパーソナリティを務めるラジオ番組でサーフィンをする時には日焼け止めは使わないことを話し、ボード上で滑りやすくなること、目に染みることをその理由としています。また、『ドラマの撮影は終わっているのだから、映像のつなぎにも問題はない』と言って、“プロ意識が低い”というリスナーの指摘に真っ向から反論しました。木村にとっては“日焼けして、何が悪いんだ!”って理屈なんですよ。しかし、次に自分がどういう人物を演じるのか、それに向けて準備をするのは当然。演者としての意識は低いと言わざるを得ません」
確かに、日焼けをするのは個人の自由だが、それが役にふさわしくないなら「役者としては失格」と言われても仕方ないだろう。