「歯ぎしり」が劇的に治まる「超簡単メニュー」を歯科院長YouTuberが伝授

 朝起きたら、奥歯やアゴが痛い…そんな経験はないだろうか。日本人の約7割が悩んでいるとされる歯ぎしり。頑張り屋、完璧主義、ストレスをため込みやすいといったタイプの人によくみられ、男性より女性のほうが圧倒的に多いという。

 YouTubeチャンネル「痛くない歯科医院キャロル院長」を運営する歯科医師キャロル院長が4月30日、動画を投稿。キャロル院長自身、歯ぎしり、食いしばりに長年悩んできたというが、ある簡単な方法を試したところ、驚くほど劇的に改善したという。その方法とは?

「食事の摂り方です。食事の摂り方を少し変えるだけで、無意識の噛みしめる力が減るんです」

 キャロル院長は「低糖質ダイエット」「間欠的ファスティング」を長年続けてきたという。夜8時から翌日12時まで16時間何も食べない間欠的ファスティングにより、胃が空っぽになって頭がスッキリし、健康状態は良好だった。だが、歯ぎしりや食いしばりは治らなかったため、ここに原因に潜んでいるのではないかと考えたキャロル院長。砂糖の摂取は引き続きカットしたものの、間欠的ファスティングをやめ、1日3食きちんと食べるようにしたのだとか。するとー。

「毎食、玄米をお茶椀一杯食べるようにしたら、2カ月ぐらいで歯ぎしりや食いしばり、肩こりが、ほぼなくなりました」

 考えられる要因は4つあるという。それは「夜間低血糖値の改善」「筋肉の緊張緩和」「セロトニン、GABAの増加」「副腎疲労の回復」だ。

 キャロル院長によれば、ファスティングにより夜間に血糖値が下がり過ぎると交感神経が過敏に働き、歯ぎしりを誘因する可能性があるコルチゾールやアドレナリンが分泌される。また、玄米にはマグネシウムやビタミンB群など筋肉の緊張を和らげる栄養素が豊富に含まれており、セロトニンの材料になるトリプトファンを含み、ストレスを和らげるGABAも生成されやすくなるという。さらに、長期間の低糖質、間欠的ファスティングで副腎に負担がかかり、ストレスホルモンのコルチゾールが過剰に分泌されていた可能性があるとも分析していた。

「マウスピースをしてもよくならない」とお悩みの諸姉は、玄米食を試してみてはいかがだろうか。

(所ひで/YouTubeライター)

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