「フィギュアスケート世界選手権2017」の成績により、平昌五輪での女子の出場枠は3枠から2枠に減った。この結果を受け、元選手の安藤美姫が、浅田真央選手の今後を思いやるコメントをしたことに、ネット上では称賛の声が上がっている。
「4月3日放送の『バイキング』(フジテレビ系)に出演した安藤は、浅田選手はもうやるべきことはやってきたから悔いはないはずとしたうえで、『どれだけ自分の愛するスケートを追求するかという視野になっていると思うので、結果とかオリンピック出場ではなくて、彼女のスケート人生を応援してあげてほしい』と語ったのです。このコメントに、『いいこと言ってくれた』『好きではないけどこのコメントは好感度アップ』『デリケートなことなので言葉をちゃんと選んでる』など、安藤の真摯な言葉に賛同の意見が多数書き込まれています」(芸能ライター)
一方で、浅田選手が五輪を目指すという言葉を撤回していない段階で、安藤が浅田選手の今後に言及したことに対しては批判的な意見も。
浅田選手の去就に関して、元選手の村主章枝は昨年の全日本選手権後に自身のツイッターで、過去に浅田選手と1時間にわたって話したことがあると語っている。村主はこの時「続けるか続けないか決めるのは本人であって、それを周囲がとやかく言ってはいけないと思う。ただ、ひたすら応援する。それが、私たちがするべきこと」と結論づけたという。
安藤のコメントに反感を覚えた人たちも、村主と同じ思いなのかもしれない。
(芝公子)