浅田真央の引退に際し、多くのアスリートや著名人がねぎらいの言葉を捧げる中で、“ひふみん”こと、加藤一二三九段のツイートが話題となっている。
ひふみんはまず「本当にお疲れ様でした」と浅田をねぎらい、「引退に関して、人生の中のひとつの通過点であるとブログで語った浅田真央選手は立派だと思いますし、激しく同意いたします。現役から退くことは決して終焉なのではなく、新たなる人生の旅路の始まりなんだという前向きな思考が当たり前の社会になってほしいと控えめながら常に願っているひふみんです」と続けた。
ツイート後、数時間で「いいね」やリツイートが数千件にのぼり、「ひふみんの考え方は素敵!」「真央ちゃんの人生はまだまだこれから」といった共感の声が寄せられている。
「そのひふみんも今年、現役引退を表明したばかり。77歳のひふみんと26歳の真央ちゃんですが、一つの競技に燃え尽きるまで真摯に打ち込んできたという点で、同志のようなお二人。ひふみんのツイートは、何よりもうれしいねぎらいとなるのではないでしょうか。度重なるルール改正や故障、日本の期待を一身に背負うという想像を絶するプレッシャーの中で真央ちゃんは21年間の競技生活を本当にがんばってきた。今後はやりたいことを自分のペースでやってほしいですね」(スポーツ誌ライター)
世界中から愛され、私たちに希望と感動を与えて続けてくれた浅田真央。努力家の彼女だからこそ、次のステージでも必ず輝けるはずだ。
(笠松和美)