季節の変わり目だからか、ヘアスタイルを変える女性タレントが増えている。気分転換でイメチェンしたり、CMや映画、ドラマの役作りで髪型を大きく変える人もいるが、なぜかことごとく失敗に終わっているのが現実。
そしてまた1人“被害者”が現れた。大ブレイク中の清純派女優・吉岡里帆だ。清楚で見た目が可愛らしい吉岡だが、1~3月期のドラマ「カルテット」(TBS系)で悪女役を演じており、さまざまな役柄にトライ中。しかし、自身も声優として参加している劇場版アニメ「名探偵コナン から紅の恋歌」の初日舞台あいさつに登場した吉岡の姿にはファンもびっくり。自慢の黒いロングヘアが濃い茶髪に変化し、さらに真っ赤なルージュをひいて、今までとは全く違った暑苦しいビジュアルで現われたからだ。吉岡ファンにも「別人かと思った」「アニメとはいえ作りすぎ」と、ウケはよくなかったようだ。
「ギャル系の役も演じられるというアピールかもしれませんが、まったく似合っていませんでしたね。やはり薄化粧と黒髪という組み合わせが吉岡には一番マッチしている。もっとも、声優の平野綾は銀髪のショートヘアという、もっと奇抜なスタイルに変えていましたが」(エンタメ誌ライター)
イメチェンで爆死した女優といえば、清涼飲料水のCMでベリーショートヘアを披露した宮崎あおい。「大竹しのぶにしか見えない」とこちらも不評だった。お笑い芸人の横澤夏子は4月24日に行われたイベントで、ショートボブスタイルに挑戦。「広瀬すずをイメージした」と本人は説明したが、面長ということもあって広瀬とは程遠い別の生き物になっていた。
やはり、芸能界の美女たちといえど、どんなヘアスタイルでも似合うという訳ではなさそうだ。
(田中康)