来年公開の映画「となりの怪物くん」に土屋太鳳とW主演する菅田将暉。原作はコミック累計部数500万部を超える漫画家ろびこによる少女漫画だ。菅田はイケメンで天才だが、予測不能な行動で周囲から怖がられる“怪物”の吉田春を演じる。
菅田は現在公開中の映画「帝一の國」や昨年公開の映画「溺れるナイフ」「セトウツミ」など、制服姿の高校生役を演じることが多いのだが、「自分にとって最後の制服姿になると思うので、思い切り楽しみたい」と今作に対する抱負をコメント。この“脱制服宣言”により一部のオトナたちを悩ませているという。
「菅田はカメレオン俳優と呼ばれ、どんな役でもしっかりと演じられる技量のある若手俳優です。ところが売れれば売れるほど、観客動員を狙った作品ばかりに呼ばれてしまうことに嫌気が差しているのだとか。昨年末頃からは酒が入ると『もう制服は着たくない。もっと深くて濃い作品をやりたい』と愚痴ってばかりいたそうです。しかし『漫画原作&高校生モノ』は女性からのウケがよく関連グッズ販売も飛ぶように売れる鉄板ジャンル。そのため菅田の『脱制服宣言』に映画関係者はおののいています」(芸能事務所関係者)
10月7日には寺山修司の長編小説を映画化した「あゝ、荒野」で世界的名優ヤン・イクチュンとW主演する菅田。制服を脱いでプロボクサーを目指す街の不良・新宿新次役に今から多くの注目が集まっている。