マリリン・モンローがフランク・シナトラのプロポーズを断っていたことがジェームス・カプラン著作のシナトラ伝記本「シナトラ:ザ・チェアマン」の中で明かされている。モンローが1962年に薬物の過剰摂取によって36歳の若さで悲劇的な死を遂げる1年前にシナトラがプロポーズを行ったようだが、モンローは喧嘩中だった夫ジョー・ディマジオと寄りを戻し、この申し出を断ったというのだ。シナトラの親しい友人であるジリー・リゾは著者ジェームスに「フランクはマリリンと結婚したかったんだ。彼は彼女に結婚の申し出をしたけど、答えはノーだったよ」と語っている。シナトラはモンローに対して強い想いを抱いていたが、夫ジョーとの確執があったために、モンローの葬儀に出席することは許されなかったのだという。またタレントエージェントのミルト・エビンスも「フランクがマリリンに恋をしていたことに間違いはない」と語っている。
ほかにも同書籍の中にはモンローが死の1週間前にシナトラと一緒にシナトラの別荘があるタホ湖のカル・ネヴァで共に過ごし、負のスパイラルにハマってしまったモンローをシナトラがどのように助けようとしたかなども記されているようだ。
2番目の妻アヴァ・ガードナーと結婚中の1954年にモンローと知り合ったシナトラは1957年にアヴァと離婚したのちモンローとの交際をスタートさせ、数カ月交際していた。
この伝記本「シナトラ:ザ・チェアマン」は今月27日にアメリカなどで発売予定となっている。