もう誰も見ていないのでは?と言われるほどの惨状だ。
真木よう子主演のドラマ「セシルのもくろみ」(フジテレビ系)が視聴率で大苦戦を強いられていることは、すでにドラマの内容以上に有名だが、8月10日放送の第5話がついに危険水域の3.8%まで落ち込んだことで「打ち切り」の憶測も出始めた。
「真木の役づくりのガリガリボディが“悪い意味”で視聴者の興味を削いだことから始まり、ツイッターでの神対応も虚しく視聴率は下降の一途。それにつれて、ドラマの内容もブレブレだとして総スカン状態になってしまいました。第4話での野次馬とのやり取り、インスタアップのおねだりなど、それまでのキャラをなかったことにするような変わりっぷりで、頑張って見続けてきた視聴者からも『これじゃ普通の成り上がり志向のモデルじゃん』『なんか宮地じゃないみたい』『結局これがモデルの世界です。みたいなつまんない結末になっちゃうのかな』などと不評です」(エンタメ誌記者)
視聴率が危険水域に到達してしまった第5話は、なんと寺での1日修行。視聴者からも「寺の1日で自分を見つめ直すとかって何?」「作務衣姿もガリガリでイマイチだったなぁ」と、ドラマの迷走に追い打ちをかけるようなコメントが目立つ。
「このドラマの弱点は、真木の激痩せだけでなく、内容がまったく男ウケしないこと。かといって、女子にはそれほど目新しい題材でもないのが残念。ドロドロならとことんドロドロに、斬新なら笑っちゃうぐらい斬新にモデル業界を描いたらよかったのではと思うのですが、原作があるだけに無茶もできなかったのでしょうね。しかし、寺修行で何かを悟っても‥‥次回はもっと(視聴率が)下がるのでは?」(前出・エンタメ誌記者)
17日放送の第6話で、どれだけ巻き返すことができるのか。
(森上庵子)