11月16日に「第68回NHK紅白歌合戦」の出場歌手46組が発表された。ジャニーズ勢からは“ヘイジャン”ことHey!Say!JUMPが初出場を果たした一方で、KinKi KidsとV6は落選。そのためジャニーズ勢は6組が出場した前回から、5組へと減ることとなった。
ただKinKi Kidsはもともと、大晦日と元日に京セラドーム大阪でのライブ開催が決まっており、地元の関西を優先した形だ。そのため実質的な“落選”はV6だけとなっており、この状況にジャニーズファンの間では大論争が発生しているという。
「今回の紅白は『ジャニーズ祭り』になるとの噂すらあったのに、フタを開けてみたら出場組数が減っていたことにファンは衝撃を受けています。そのため『嵐を司会者にゴリ押ししたためにV6が外された!』との不満が巻き起こっているのです。また、V6が外されてヘイジャンが入ったという状況については、両グループのファン同士がネット上で言い争いになる場面もありました」(芸能ライター)
そのV6とヘイジャンの音楽活動を比較すると、「V6 LIVE TOUR 2017」が横浜アリーナや大阪城ホールなどを巡るアリーナツアーだったのに対し、「Hey!Say!JUMP DOME TOUR 2017-2018」は大阪ドーム、ナゴヤドーム、東京ドームで計8公演を開催。集客力ではヘイジャンが上回っており、紅白選出も順当と言えそうだ。
「ただV6は今年、3年ぶりにシングルを2枚リリースし、2年ぶりのツアーを行なうなど音楽活動にも精力的に取り組んできました。それゆえ今回の落選の矛先をヘイジャンに向けるV6ファンもいるのでしょう」(前出・芸能ライター)
今後もジャニーズの内部競争は激化するのか。ただでさえSMAP解散の余波でごたごたするなか、新たな火種を抱え込むことにならなければいいが。
(金田麻有)