2012年1月のスタートから約6年続いた香取慎吾が司会を務める「おじゃMAP!!」(フジテレビ系)が、今年3月で終了することがわかった。これで、香取が出演する地上波のレギュラー番組はすべて消滅することになる。このニュースが元日に報じられると、ネット上では「ずっと楽しく観ていた番組終わるの残念です」「放映継続かと思ったけど、結局は終了するんだな」「元日から失望させてくれますね」など、番組終了を惜しむ声が相次いだ。
視聴率低迷中のフジテレビでは「とんねるずのみなさんのおかげでした」「めちゃ×2イケてるッ!」を終了させるなど全面的な番組改編を図っていたが、「おじゃMAP!!」もその対象になったようだ。では香取は、このまま地上波から姿を消してしまうのだろうか? 芸能ジャーナリストは「テレビ界には、香取を応援しているスタッフが多い」と否定的だ。
「実は、ドラマでタッグを組んでいたプロデューサーが、香取を演者として高く評価しているんです。その人は、SMAPの解散が業界で囁かれ始めたころから『香取主演ドラマを練っている。(テレビから)香取は消えさせない』と強弁し、制作の協力者を募っていました」
さらに、「72時間ホンネテレビ」(Ameba TV)の成功も企画プッシュの後押しになっているという。
「1月2日に放送されたNHKの『新春TV放談2018』でサイバーエージェントの藤田晋社長は、72時間ホンネテレビに『スポンサーが殺到した』と発言していました。スポンサーがつけば、番組は作れますからね。香取だけでなく、稲垣吾郎、草なぎ剛も、ジャニーズを退所したことでネット展開が解禁になった。彼らを使いたいと考えている企業は広がったと思います」(前出・芸能ライター)
1月3日に放送された「ナカイの窓」(日本テレビ系)では、中居正広が稲垣のことを「ゴロちゃん」と呼び、話題にしていた。世間で言われているような“ジャニーズへの忖度”は薄れつつあるのかもしれない。