モデルとして異色の存在感なのはわかるが、この発言はまずいのでは?
波瑠が1月26日に放送されたバラエティ番組「アナザースカイ」(日本テレビ系)に出演。女性ファッション雑誌「Seventeen」で専属モデルを務めていた当時のエピソードを振り返った。
モデル時代は化粧も濃いめでロングヘアが特徴的な少しギャル要素も入った美人といった感じだった波瑠は、髪をショートヘアにバッサリカットしたことで次第に女優としてブレイク。現在の波瑠しか知らない人は、同誌の専属モデル時代の容姿に驚かされるに違いない。
また波瑠といえば、自身も認めているように「何を考えているのか分からない」など、ミステリアスな印象を抱かれがち。そんな波瑠だけに番組では「私も(モデルを)やり始めて気付きました。なんかちょっと…話が合う人ほとんどいないな」と、同誌のモデル時代に感じていた本音を吐露。「ねえ、今日のまつげさぁ、もうちょっとこういう方が良くない?」とか「ここ前髪分かれすぎてると思わない?」などとモデル仲間から振られていた話題を具体的に紹介し、「隣にいる人の身にもなれって思いましたね」と、当時の日常会話にウンザリしていたことを明かしている。
だが、このカミングアウトに対して視聴者からは「他のモデルも頑張って距離を縮めようとしていたのでは?」「さすがにモデル仲間が可哀想」「他のモデルたちはこんなこと言われたら、今後波瑠とは絶対に仲良くできないだろ」など、同時期にモデルを務めていた芸能人たちとの関係性を心配する声が上がっている。
「同時期に同誌の専属モデルを務めていた芸能人には、武井咲や剛力彩芽、桐谷美玲、佐藤ありさなど人気者が多いですね。会話の主が誰のことかは分かりませんが、とにかく話が合う人がほぼいないということですから、ほぼ全員をぶった切った形です。本人としては、現在の気取りのない自然体な姿が本来の自分であると強調したかったのかもしれませんが、引き合いに出された同期モデルたちとしては喜ばしいものではありませんね」(エンタメ誌ライター)
似たようなケースとして、本田翼が先日放送されたバラエティ番組で、挨拶をしても無視し続けられた共演女優の存在を明かして物議を醸した。その時は“年齢があまり違わない”“CMに出演している”など、割と多くのヒントがあったため、多くの共演女優たちに性悪の疑いが向けられた。名前のあがった女優にとってはいい迷惑だったろう。
確かに波瑠や本田のように本音で話せる女優は魅力的だが、もう少し周りへの影響を配慮してもよかったのかもしれない。
(権田力也)