3月2日、「第41回日本アカデミー賞授賞式」(日本テレビ系)が放送され、是枝裕和監督作「三度目の殺人」が最優秀作品賞を含む6冠に輝いた。
「映画『三度目の殺人』は、最優秀作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞のほか、役所広司が最優秀助演男優賞、広瀬すずが最優秀助演女優賞と最多6冠を獲得。壇上の是枝監督は『まだまだ映画って分からないなっていうのが撮り終わった後の正直な感想で、これを糧にして、もう一歩先に進みたいと思います』と今度の映画製作の意欲を語りました」(映画ライター)
また監督は「狭い空間の中で福山雅治さんと2人で芝居を作り上げました。福山さんにも感謝したい」と、同作で主演を務めた福山雅治にも感謝の気持ちを述べた。
しかし当日、主演にもかかわらず会場に福山の姿はなく、ファンからは悲しみの声が上がったという。
「監督や他の主要俳優が皆、受賞しているなか、主演の福山だけはノミネートすらされなかったため、会場に彼の姿はありませんでした。この状況に福山のファンは『ましゃが、かわいそう!』『仲間外れにするなんて酷い』『主役だけがノミネートされないなんて不自然』と同情や不満の声が殺到しました」(前出・映画ライター)
だが、盟友・是枝監督の4賞総ナメには、福山も喜んでいるに違いない。