日本で社会現象まで巻き起こした韓国ドラマ「冬のソナタ」のチョン・ユジン役や「美しき日々」「天国の階段」などのヒロインとして知られる女優のチェ・ジウが結婚したことは、日本でも大きな話題となった。
韓国の芸能関係者によると、お相手は30代の会社員で、IT企業に勤務しているサラリーマン。身長174cmのジウよりも高身長で、爽やかなイケメンだという。
この報に祝福の声があがる一方、スタイル抜群で美貌も兼ね備えたジウが42歳まで独身でいたことは、日本のファンにとって驚きだったようだ。
晩婚の理由を、韓国の芸能記者が明かす。
「1994年、19歳でMBCのオーディションに合格し、23期新人タレントとなるジウですが、それほど人気のある女優ではありませんでした。ところが、02年の『冬のソナタ』が日本で大ヒット。やさしく純粋で清楚なユジン役のイメージが日本では定着しました。本国では、恋愛スキャンダルでバッシングされたこともあり、さほど人気のある女優ではなかったので、韓国では“日本であんなに騒がれるのかわからない”と言われていました。ですが、04年に日韓国交正常化40周年を記念する『日韓友情年』諮問委員会の一員となり、05年の『日韓共同訪問の年』の広報大使に任命されたり、釜山市教育庁の教育広報大使を委嘱されたりと一躍トップスターとなった。けれどもこれらは、あくまでも対日本向けだから選ばれたのであって、韓国で人気爆発とはなりませんでした」
しかし近年は、韓国のバラエティ番組で親しみやすさをアピール。ジウがバッシングされた過去を知らない世代から支持を得るようになり、今回のハッピーウェディングにつながったようだ。