コラムニストでタレントのマツコ・デラックスの“女子アナ嫌い”は有名だ。マツコの女子アナ批判は、もはや“お家芸”ともなっている。
今年1月31日放送のバラエティ番組「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)では、フリーアナウンサーの加藤綾子を痛烈に批判。この日のテーマは音楽で、出演者たちは自分が一番好きな曲を書いたカードを胸につけて登場。加藤は中島みゆきの名曲「糸」を選曲したが、マツコは「いやもう、ホントすごい。アンタって本当に汚い女!」とバッサリ。万人受けを狙って、誰からも嫌われない曲を選んだ加藤を“あざとい”と見たようだ。
内面だけではなく、外見にも手厳しい。昨年4月19日に放送されたバラエティ番組「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日系)でマツコは、進行役の同局アナウンサー・久保田直子に「年なんだから(カラコンを)やめたほうがいいよ」とアドバイス。しかし久保田アナは「1ミリでも盛りたいじゃないですか」と反論すると、マツコは「ババァが盛ってどうすんのよ」と突き放した。
そのマツコが大絶賛したのが、テレビ東京アナウンサーの松丸友紀だ。松丸アナは2010年の「日経トレンディ」の連載記事で、マツコからモデルと間違えられ、「女子アナの中で一番美人」だと言われたことを告白している。
「松丸アナは現在育休中ですが、同局のバラエティ番組『ゴッドタン』では、アナウンサーらしからぬ大胆発言や、コマネチなどの芸で人気を博していました。美貌だけでなく、お高くとまらないところも、マツコは気に入っていると思います」(テレビ誌記者)
辛口のマツコからも一目置かれる松丸アナの復帰が楽しみだ。
(石田英明)