4月19日からスタートする世界的な名作「モンテ・クリスト伯(巌窟王)」を原作としたドラマ「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-」(フジテレビ系)。主演のディーン・フジオカが4月13日、都内で行われたドラマの制作発表会に共演者の関ジャニ∞・大倉忠義、新井浩文らとともに登壇した。
「この物語は、15年間無実の罪で異国の監獄に閉じ込められた青年が、思わぬ幸運で獄中生活から逃れ、かつて自分の人生を狂わせた男たちに大胆かつ華麗な復讐劇を繰り広げるというもの。製作発表会では、壇上のモニターにディーンの牢獄生活が映し出され、驚きの声が上がっていました」(取材記者)
ディーン・フジオカは、この時の役作りについて「肌もスプレーで黒く塗って、殴られたり拷問されてボコボコで歯も真っ黒。粉じんを頭からかぶって、ちょっと動くと粉じんでむせちゃうみたいな…トラウマでしたね」と、撮影の過酷さを語った。
今回ディーンは、同ドラマの主題歌を、昨年の10月に主演した連続ドラマ『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)に続いて担当している。
「主題歌『Echo』は、ドラマの謎をひも解く要素も含まれた全編英語の歌詞。しかも、クラブミュージックの本場ロンドンで盛り上がりを見せている最先端の音楽ジャンルWaveをいち早く取り入れた意欲作。ワールドワイドに活躍するディーンらしい楽曲に仕上がっています」(音楽誌ライター)
ところが一部のネット民の間で心配する声が上がっている。実際、ツイッターでも「えーモンテクリストの主題歌おディーンさまですか。。。うたわなくてよいよ」「主題歌ディーンさんなのは未だに納得いかない」「正直主題歌がおディーンさんでウーンとかなってます(笑)」など主題歌を歌うことに否定的な書き込みが見られる。
「ディーンは過去に、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)などの歌番組に出演した際、『ビックリするほど歌下手だった』『ディーンフジオカの声は好きだけど歌は好きじゃない』など、その歌唱力を疑問視するコメントが続出しました。骨太の復讐劇で熱演を見せているだけに、主題歌まで手を染めなくてもよかったのでは、という声が早くも出始めています」(テレビ誌記者)
“俳優一本で勝負すればよかった”と、後悔しなければよいのだが…。
(窪田史朗)