元モーニング娘。のタレント・加護亜依が東京スポーツの連載で、未成年で喫煙騒動を起こした舞台裏を告白している。
加護は06年、モー娘。卒業後の当時17歳の時にたばこを吸っている姿を週刊誌に報じられ、謹慎処分を受けている。また、復帰の兆しが見え始めていた07年に2度目の喫煙が報じられてしまい、所属事務所から契約解除が発表された。
今回、連載で加護はたばこを吸う動機について明かしていたのだが、その理由が“ハスキーボイスになりたくて”というもの。
なんでも、加護は自分のアニメ声がとにかく嫌だったといい、地声も歌声も好きになれなかったという。そのため、母を含めた周囲の大人からたばこは吸ってはダメとは言われていたものの、たばこを吸っていた祖母からタバコを1本もらったことをきっかけにたばこを吸い始めたとのこと。また、「思春期にありがちな、たばこへの純粋な興味も持っていたかな。それに仕事上、従順だったので、反抗もありました」とも説明している。
しかし、この加護の弁解には「後になって言う分には何とでも言えるよね」「加護ちゃん、ウソは良くないよ」「ただ、不良だっただけじゃないの」と、世間からツッコミが浴びせられる結果となった。
「歌唱力に自信を持ち、本格的なアーティストを目指していた加護ですから、ハスキーボイスに憧れていたという気持ちも分かります。ただ、今さらどれだけ理由を並べられても、ただの不良少女の言い訳にしか聞こえない。実際、1回目の報道があった1年前の時点で交友関係もガラリと変わり、ヤンチャな仲間たちに囲まれていたと書いていますし、喫煙騒動を2回も起こしているわけですから、どうしても後付けの理由に感じてしまいますよね」(エンタメ誌ライター)
仕事には従順だったとも発言しているが、それは周囲が判断することで自分が言うことではない。根本の原因をあげるとしたら、そういった考え方を含めて、自分に甘いことではないだろうか。
(権田力也)