読者投票で選ばれる美容雑誌「美的」の「なりたい顔」部門で、女優の石原さとみが1位になり、17日の授賞式に出席した。ネット上では「昔の顔と違う。整形では?」という声もあるが、芸能関係者はこう語る。
「整形ではありません。眉毛とメイクと巻き髪の変化、後は女性としての成長です。石原さんは昔は『イモっぽい』顔で、女性が憧れる顔ではありませんでした。ですが、現在は色っぽくチャーミングで、20代女性に圧倒的に支持されています。恋愛の効果も大きいでしょう。10代の頃は所属事務所が厳しかったので、共演者ともほとんど交流できませんでした。結果、マネージャーと付き合うようになってしまい、事務所が方向転換したんです。異性の共演者と接するようになったので、華やかな顔になりましたね」
石原に近しい芸能関係者によると、「なりたい顔1位」になった背景には、恋愛以外にも大きな要因があるという。
「『客観視』です。石原さんは人気女優となった今でも、10代の頃からの一般の友人と定期的に会っています。大きな役が決まると友人たちに役作りの意見を求めてますし、役が終わった後にも会って役を落とします。業界関係者が考える演技と、一般の人の意見は違いますからね。友人に会うと、とにかく聞き役だそうですよ。たわいない雑談をすることで初心に戻れるんだそうです。今回の受賞も親友とのメイク研究が活きたと言っていました」
印象的な太い眉毛を「ほんの少しだけ細くしたら?」とアドバイスしたのも友人だという。石原がブレイクした影には昔からの友情があるようだ。
(中村葵)