6月14日発売の「週刊文春」で、未成年女子との飲酒が報じられたアイドルグループNEWSの手越祐也。1週前の同誌で、やはり未成年女子との飲酒が報じられた小山慶一郎と加藤シゲアキは自身が出演する番組で謝罪し、小山は活動を自粛すると発表した。ところが手越は、謝罪どころか日本テレビが放送する「ワールドカップ ロシア大会」のメインキャスターを務めていることもあり、そのプロモーションの一環として同局のバラエティ番組に多数出演。6月20日に放送された「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」にも登場し、笑顔を振りまいていたのだった。
また、手越と同席していたとされる同局のラルフ鈴木アナウンサーも、W杯が開催されている現地から中継している。
しかし、視聴者からは「手越が何もなかったように、なぜ出演してるのか?」「日テレは完全にスルーする気? 手越もラルフもおとがめなしかな」など、手越と鈴木アナの処遇に対する批判が、ネット上に殺到している。同局で働いた経験のある記者は、こう言う。
「日テレはコンプライアンスにかなり厳しい会社。2人をW杯で登場させるのは、忸怩たる思いがあるはず。自局だけでなく、他局で不祥事が生じても、その詳細ないきさつと結果がメールで一斉に送られてきて注意喚起されます。さらに会議でも取り上げられ、コンプライアンス重視と説教されるんです。通常なら、スパッと処分なんですけどね。上重聡アナが多額の融資を無利息で受けていたことが発覚した時は、その相手が大手スポンサーだったから首がつながっただけ。W杯が終わったら、鈴木アナにも厳罰が下ると思います」
W杯が終わる前に、日テレから視聴者が離れていなければいいのだが。