6月26日に最終回を迎えるドラマ「花のち晴れ」(TBS系)。05年10月期にスタートし、大人気となったことで第2シーズンや映画も製作された「花より男子」(TBS系)の後継ドラマとして位置づけられた“痛快学園ドラマ”だったため、視聴者の期待値は高かった。にもかかわらず、ゴールデンウィークを境にブーイングが噴出。ネット上では最終回を前にして不満げなつぶやきが続出しているようだ。
「いちばん大きな原因は、飯豊まりえ演じる“メグリン”こと西留めぐみが原作コミックとは大きく違い、サブキャラではなくメインキャラとして、見た目も性格も素晴らしいヒロインのように描写されていることでしょう。番組公式ツイッター上で飯豊が平野紫燿に撮影してもらったオフショット写真を『Photo by ハルト』として公開したことも、ジャニーズファンの反感を買ってしまった。
さらにヒロインの杉咲花演じる音が、馳天馬(中川大志)と神楽木晴(平野)との間であまりにも“フラフラした態度”をとり続けているため、“一途さ皆無のヒロイン”として視聴者のテンションを下げています。ヒロインにイライラさせられても、それを昇華できるストーリー展開があればいいのですが、この2カ月間はまったくそれがなかったため、ネット上では『せめて最終回くらいはタイトルのように晴れてください。お願いします』『どっちつかずのままの最終回になりそうで見るのが怖い』『このままだとパッとしたハッピーエンドにならなそうで気が重い』など、最終回に対する期待の声より不安の声のほうが目立っているようです」(テレビ誌ライター)
最終回で杉咲がどんな演技で視聴者の心を晴らしてくれるか、期待したい。