今や女優として確固たる地位を築き、来年には100周年を迎えるNHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」に主演する広瀬すず。そんな広瀬が、デビュー当時から専属モデルを務めていたティーンズファッション雑誌「Seventeen」を卒業する事が明らかになった。
「『Seventeen』は元々姉・アリスが先に専属モデルを務めていましたが、同誌のイベントにすずが母と来場。今の社長にスカウトされたのが、芸能界入りのきっかけとなりました。いわば『Seventeen』は、女優・広瀬すずの生みの親というわけです」(芸能ライター)
広瀬はスカウトされたのち、2012年8月に行われた「Seventeen」の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」で見事グランプリを受賞。その後、約6年にわたり専属モデルとして誌面を飾った。来月パシフィコ横浜で行われる毎年恒例の夏のイベント「Seventeen夏の学園祭2018」で、広瀬の“卒業式”も行われるという。6月19日には20歳の誕生日を迎え、さすがにティーン誌のモデルは荷が重いというわけか。
しかし、広瀬の卒業を受け同誌の読者からは「広瀬すずのSeventeen卒業は悲しい」といった惜しむ声が上がる一方で、「広瀬すずは既に『Seventeen』卒業していたのかと思ってた」「まだ続けてたんだ!」「まだいたんだ」といったコメントがネットで多数見られる。
「広瀬は雑誌『Seventeen』の専属モデルになった翌年の2013年にドラマ『幽かな彼女』で女優デビュー。その後、2015年に映画『海街diary』に出演すると爆発的な人気でスターダムを駆け上がっていきました。昨年は『タレントCM起用社数ランキング』で年間CM起用社数で1位となり好感度もうなぎのぼり。ミスセブンティーン出身者の中でも出世頭。“まだいたの”という声が上がるのも当然です」(女性誌記者)
つまり広瀬は、卒業するタイミングを逃してしまったということか。
「来年の朝ドラ『なつぞら』では東京大空襲で両親を失い、北海道・十勝に移り住むもののやがて上京して創成期のアニメの世界に飛び込み活躍するヒロイン・なつを演じます。スケジュールの問題もさることながら、さすがに戦前生まれの一代記を演じるヒロイン役がSeventeen専属いうのもおかしな話。20歳を機に卒業を発表して、年内に卒業するのが妥当な線ではないでしょうか」(前出・女性誌記者)
そろそろ次のステップに進むタイミング。さらなる飛躍に期待したい。
(窪田史朗)