モデルの道端ジェシカが8月5日、インスタグラムを更新し、完全母乳で子育てをすることの難しさや意義について言及している。
“世界母乳育児週間”とのハッシュタグを添え、「母乳育児を試みたことがあるお母さんならわかると思いますが、完全母乳の道はそう簡単ではないです」と述べ、自身は出産当初から母乳の出が良かったと前置きしながらも、「乳腺炎にかかったり、何度も挫けそうになりました」と苦労を吐露した。
さらに、完全母乳で育てることは大きな決意が必要との見解を示し「すべてのお母さんにとって可能な事ではない」と付け加えた上で、乳児に必要な栄養や情報、抗体を提供できるというメリットを説明。最後には「私のアドバイスでよければ是非DMして下さい」と締めている。
「英語と日本語の2カ国語で綴られた道端による渾身の長文メッセージには、コメント欄にも『とても素敵な決意だと思います』『貴方は強い女性ですね。好きになりました』との応援が集まった一方、『何が言いたいのか分からない。こんなポストを見るとミルクを否定されている気分になります』『完母には決意が必要だと言われてしまうと、自分には服薬を辞めて完母を目指す決意が足りなかったのかなと、そんな悲しい気持ちになります』『ミルクでも元気に育つ子はたくさんいるのに…じゃあ私の子は?不健康なの?って気持ちになっちゃいます』といった反論も。また『こういう投稿が、母乳育児はすばらしいと勘違いさせて、母乳が出ない人が肩身がせまい思いをするんだと思います』『完母どうのこうのより、わざわざ授乳してる姿の写真をアップしなきゃいけないのはなぜ』との指摘が続出しました」(女性誌ライター)
もちろん道端は、ミルクでの育児を否定しているわけではないが、完全母乳の栄養面での効果や意味を謳ったことで、過敏に反応したママたちもいたようだ。とりわけ“母乳を出したくても出せない”体質の女性にとってはナーバスな内容で、賛否をもたらす投稿となってしまったのだろう。
(木村慎吾)