8月19日放送のTOKIOの冠番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)に、嵐・二宮和也がゲスト出演。TOKIOファンを激怒させてしまったようだ。テレビ誌記者が説明する。
「『夏休みSP! 太一&二宮が都心でカブトムシ大捜索』と題して、国分太一と二宮が都内を駆けずり回ってカブトムシ捕りに挑戦しました。とはいえ、今やカブトムシはデパートでお金を出して買う時代とあって、おいそれと見つかるはずもなく、結局捕獲したのはカナブンやコクワガタのみ。ハクビシンや、タヌキがカブトムシを食べていることがわかったので、カブトムシ専用産卵スペースを作り上げるなど、『DASH!!』らしい取り上げ方で終わってましたね」
確かにヤラセなしで現状を訴えたのは、この番組らしさが出ている。だが、その良さに水を差したのが、二宮の振る舞いだった。
二宮は小さい頃から虫嫌い。カブトムシをデカいゴキブリと言うくらい毛嫌いしており、触ったことすらない。番組では、虫取り網を振り回しては、虫が接近しないように防御。セミを見ては「気持ち悪い」と言い、カナブンがぶつかっただけで卒倒しそうな悲鳴をあげた。その過剰なリアクションがTOKIOファンの神経を逆なでしたようだ。
「昆虫に触れないヘタレを出すな」「ニノの虫嫌いにイライラ」「情けなさすぎる」「都会の虫が触れない子供に虫を克服する姿を見せたいという動機が不明」と、まるで番組を台無しにした戦犯扱いだ。
ジャニーズウオッチャーは指摘する。
「『DASH!!』スタート時には二宮同様、虫嫌いで触ることのできなかった国分が、出演を続けるうちに虫嫌いを克服したということで、『後輩のために一肌脱ぎたい』という気持ちから出演を後押ししたんでしょう。二宮と国分はプライベートでも付き合いのある間柄。もしかすると二宮から直々に相談があったのかもしれません。脂汗を浮かべながらコクワガタを必死でつかもうと頑張る二宮の心情は、元虫嫌いの国分にとっては手に取るようにわかったはず。みごと達成した時には、自分のことのように喜んでましたからね」
しかし、二宮の健気さは残念ながらTOKIOファンには届かなかったようだ。
(塩勢知央)