ダイエットがなかなか成功しないのは、コツを知らないからということもあるかもしれません。成功のコツはたくさんありますが、その一部をご紹介しましょう!
■炭水化物を他の食材に「置き換える」
ダイエットの敵になるのが、ご飯やパンなどの炭水化物。「完全攻略ダイエット」(Amazon Kindle版)には、炭水化物を減らす代わりに、科学的に健康にいいと証明されているオリーブオイル、ナッツ類、魚、野菜と果物、雑穀類を、お腹一杯になるまで摂取するのがいいと書かれています。悪いといわれているものを、いいといわれているものに「置き換える」だけ。これなら満腹感があるため、失敗しやすい“我慢するだけのダイエット”にならず、成功する確率も高まりますね。
■「酸素」を味方につける
工学博士・曽紅さんの著書「痩せるなんてかんたんよ -痩せるも太るも「細胞呼吸法」しだい-」(風雲舎刊)によると、痩せるには「酸素」が必要なのだとか。意外ですが、酸素がないと脂肪を分解する酵素(こうそ)が働かないというのです。これを実現するのが、ミトコンドリアと呼ばれる細胞呼吸小器官。ここで酸素を取り入れて酵素をフル回転させ、体脂肪を次々と分解してエネルギーに変換してくれているからこそ、脂肪を燃やすことができるのだそう。
そのためのポイントとなるのが、「吐納法」という呼吸。まずは、お腹を凹ませ、4~8秒くらいかけて息を吐き、肛門を締めます。その後、お腹と肛門をゆるめ、外気が侵入してくるのを4~8秒かけて待ち、息を納めるのです。こうすると、空気の納入量が増えるのだとか。ちなみに、空気を納めた後、その状態で息を1~2秒止め、お腹をもう一度思い切って膨らませるという4ステップを、毎日2~3回、毎回30分くらい行うと効果が高まるそうです。
ダイエットのコツは「置き換え」と「酸素」。このことを覚えて、ぜひダイエットに取り入れてみてくださいね。