何を今さらだが、炎上タレントのmisonoが自身の在り方について葛藤しているらしい。
事の発端は、復活したお笑い特番「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)の決勝にも進出したお笑いコンビ・メイプル超合金が、漫才の冒頭でmisonoを小バカにするようなイジリを入れたこと。「野生のカラスって、misonoくらい賢いんですって」というたった一言だったのだが、ネット上では「misinoのところ吹いた」「いやいや、カラスのほうが賢いでしょ(笑)」といったコメントが寄せられるなど、上々の反応を示してしまった。
だが、ネタにされたmisonoは、ブログにてメイプル超合金とは面識がないと説明したうえで、「共演した事ある人ならまだしも、面識のない人にまでイジられるよーになったのか…」と明らかにショックを受けたコメントを残した。さらに続けて、「何が嫌かって、バッシングされる事&イジる人たちに対してではなく、“そこまで落ちた自分自身”について『嫌になる』」とその悲惨の現状を嘆いた。
しかし、そんな本人の悩みをよそに、ネット民たちからは「『嫌になる』って贅沢すぎる」「話題の芸人がイジってくれたんだから素直に喜べよ」など、バッサリと斬り捨てられている。
「misonoは昨年末に複数のものまね特番に出演していましたが、歌を披露した後のトークコーナーでも妙に落ち着いていました。歌で見せていきたいという気持ちが、いつもの騒々しさを封印させたのかもしれません。しかし、2014年10月に『1万枚売り上げられなかったら、もうCDを発売しない』と宣言してリリースしたアルバム『家-ウチ-』
は、いまだ目標の1万枚を達成できていません。趣味で歌うならともかく、商業的に彼女の歌の需要がないことは明白です」(芸能ライター)
どこからどう見ても、炎上タレントでしか生きる道なし。大久保佳代子が以前、「炎上しないmisonoなんてmisonoじゃないから」と発言していたが、そんなに炎上が“嫌”ならば、芸能界引退を真面目に考えてみてはいかがだろうか?
(権田力也)