大相撲の貴乃花親方が9月25日、日本相撲協会に退職届を提出。同日、都内で記者会見を開き、その理由を語った。
記者会見では、貴乃花親方は神妙な面持ちで登場。退職届を出した主な理由については、貴ノ岩の受けた暴行事件に関する告発状が事実無根であることを認めないと、親方を廃業せざるを得ない事態に追い込まれるような圧力を協会から受けたことを明かした。
部屋に所属する弟子、床山、世話人は千賀ノ浦部屋への転籍を希望し、自身の今後については、土俵に携わっていたい気持ちはあるとしつつも、協会に残るという選択肢はないと断言した。
「やはり気になるのは、貴乃花親方の今後です。相撲一筋の人生だったうえ、器用なタイプではなく、口も立つほうでもありません。大相撲の解説者や、タレントの道も険しいでしょう。こんなときこそ、景子夫人に支えてほしいものですが、8月に巡業先の秋田で貴乃花親方が倒れたときも、夫人が現地に駆けつけることはなかった。また、今年3月、貴乃花親方が親方衆の序列で最下位の年寄りに降格し、貴乃花一門も消滅したことから、景子夫人は女将として部屋の運営から距離を置くようになったという話も飛び交っています」(相撲ライター)
ネット上でも「景子さんは女将の地位がなくなっても貴乃花親方と一緒にいてくれるのですかね?」「景子さん、どう思っているのでしょうね。私もこんな気難しい旦那、やだな」「景子さんも苦労が絶えないね」など、景子夫人の動きを心配する声が聞こえてきた。
「頼りにしたい長男の優一にも妻との別居報道や、別の女性との不貞疑惑まで流れています。優一にとっても、今は自分のことで精一杯で、父親のことまで頭が回らないでしょう」(芸能記者)
母でタレントの藤田紀子さん、兄で元横綱の花田虎上とも絶縁状態だという、貴乃花親方。現役時代はガチンコ相撲を貫き、孤高の横綱とも呼ばれたが、協会退職後は“ひとりぼっち”になってしまいそうだ。
(石田英明)