みなさんは毎月の生理前、PMS(月経前症候群)に悩まされていませんか? PMSは、生理前に起こる日常生活に支障をきたすほどの心身の不調。中でも、食欲の高まりは、体重増加にもつながりますから困ってしまいますよね。そんな人は、きっと自分なりの対処法を試していると思いますが、一度、専門家の意見を聞いてみるのも賢い選択です。
PMSの世界的権威で婦人科医のキャサリーナ・ダルトンさんの著書「PMSバイブル:月経前症候群のすべて」(Gakuju Shoin, Publishers Lt刊)によると、ドカ食いしたくなるPMSの時期には、少しずつ頻繁に食べるようにするとよいのだとか。3時間毎の食事が目安で、その際、お酒は避けたほうがよいそうです。
また、産婦人科医の対馬ルリ子さんの著書「女も知らない女のカラダ」(経済界刊)によると、PMSは、周囲に理解を示してくれる人がいるだけで、症状が改善することがあるのだそうです。自分の症状を人に話して、理解してもらうというのも一つの方法なんですね。
PMSと一口にいっても、人それぞれ症状が異なります。万人に効く対処法はなかなかみつからないかもしれませんが、いろんなことにトライして、自分に合ったものを探してみてくださいね。