「亮平さんと出会えたこと自体が宝物でした」。この言葉は嘘だったのだろうか。11月29日発売の「週刊新潮」が、俳優の瑛太が“ある発言”に激昂したと報じている。
記事によると、騒ぎが起こったのは10月末。瑛太が大久保利通役を演じているNHK大河ドラマ「西郷どん」のクランクアップ前後だったという。場所は東京・恵比寿の会員制ラウンジ。
「業界関係の男性と飲んでいた瑛太は突然『表に出ろ!』とキレて、店内でわめき散らした後、1人で帰ったといいます。どうやら“鈴木亮平のほうが役者として格上”といったことを男性が口にしたことが原因だったとのことですが、所属事務所は否定しているようです」(芸能記者)
瑛太と鈴木は「西郷どん」で共演。主役の西郷隆盛を演じているのが鈴木だ。2人の仲は悪いのかと思いきや、そうでもない。11月6日発売の「女性自身」が「西郷どん」の打ち上げパーティーの模様を報道。出演者が順次スピーチし、瑛太の番が回ってきた。瑛太は「今回の撮影は、初日から8時間押しました。これは大変な現場になると思いました。私は10年前、初めて『篤姫』に出演させていただきました。再度、大河ドラマ出演にあたり心構えができていたつもりでしたが、『大丈夫かな?』と思いました。その不安が消えたのは鈴木亮平さんがいたから。亮平さんがいたから乗り切れました」。そして、冒頭の言葉で締めた。
「この挨拶を聞いて、鈴木は瑛太と目を見交わし、涙ぐんでいたようです。大河ドラマを通じて、男同士の友情のようなものが芽生えていたのでしょう。もっとも瑛太の酒癖が悪いのは有名な話で、酔っ払って男性の言葉を勘違いしたことも考えられます」(前出・芸能記者)
「瑛太のほうが格上」と誰からでも言われるような存在になれば、酒の席でのトラブルもなくなるに違いない。
(石田英明)