最近、なんだか元気が出ない、体がだるくて疲れがとれない、イライラするなど、原因のわからない不調が起きていませんか? 実は、バテるのは夏だけではなく、冬にも起きるのです。
そんな「冬バテ」が起きるのは、暖房のきいた部屋の温度と外気温の差によって自律神経が乱れたり、交感神経が活発になりすぎて血流が悪化したりすることが原因といわれています。
その冬バテの対策を食事で行う場合「ALA(アラ)」と呼ばれるアミノ酸を補うことがいいと言われています。ALAは、特に発酵食品に多く含まれており、特に多いのが日本酒や赤ワイン、黒酢、納豆。そして、タコやイカ、バナナ、ほうれん草、ピーマン、トマト、じゃがいもなどにも豊富に含まれます。
このALAが不足すると、体内のミトコンドリアのエネルギー生産の効率が低下してしまうので、疲れを感じやすくなったり、老化が進んだりするといわれています。冬バテの症状に心当たりがあり、不足を感じているのであれば、ぜひALAを多く含む食品を積極的に選びたいものです。